賃貸住宅を選ぶときの人気設備は何?あると便利な設備をご紹介!
賃貸住宅に入居するとき、皆さんは何を気にされますか?家賃はいくらか、通勤・通学がしやすい立地なのか、近くに買い物できる場所があるかなど、人それぞれ重要視するポイントがあるはずです。
条件を絞ったところで物件の内覧をすると思いますが、設備の充実度で生活の便利さが変わってきます。このコラムでは人気設備の紹介と併せて、実生活の中で筆者が感じた『あると便利、あって良かった設備』をご紹介します!
目次
そもそも賃貸住宅の“設備”って何を指すの?
簡単な言い方にはなりますが、アパートやマンションに元々設置されている設備のことです。トイレや照明器具はもちろん、インターホンやオートロックなどが挙げられます。
余談にはなりますが、これらの設備は、退去する際には元に戻す必要があります。備え付きの照明器具からお気に入りの照明器具に取り替えることを考えている方は、元あった照明器具をしっかり保存しておきましょう。
また、故意過失なく設備が故障した場合(=通常使用して故障した場合)、修理は家主さんの負担になることがほとんどです。契約内容によって借主で負担せざるを得ない場合もあるかもしれませんが、設備の異常や気になることがあれば、管理会社へ相談するようにしましょう。
『入居者に人気の設備ランキング2022』のご紹介
賃貸物件を探す上で、入居の決め手になるような人気設備は何なのでしょうか?
全国賃貸住宅新聞がまとめたランキングがありますので、こちらを参考にいくつか紹介していきます。
無料インターネット
単身者向け・ファミリー向け共に無料インターネットが人気です。入居と同時にスマートフォンやPCが快適に使えるだけでなく、毎月の利用料を払う必要がないのはコスト的にも有難いですね。
インターネットや動画視聴程度であればよっぽど問題ないと思いますが、オンラインゲームなど、より回線の速さが必要になる場合は確認が必要です。
エントランスのオートロック
こちらも単身・ファミリー向け物件ともに人気の設備です。
エントランスのオートロックを開ける場合、部屋の鍵を利用することが多く(物件によってはオートロック解除用の鍵があることも)、基本的には入居者しか建物内に入れないため、セキュリティ面での効果が大きいです。
小さなお子様がいるご家庭や、学生さんの一人暮らしなど、安全面が不可欠な方は物件の条件として重要視していると聞きます。
最近では指紋認証や顔認証によって開錠されるオートロックもあり、物件によってはかなりセキュリティが高められておりますので、内覧の際には参考にしてみてください。
宅配ボックス
特に単身者向けで上位に含まれる宅配ボックス。インターネットで買い物をするとき、こんなことを気にしませんか?
せっかくの休みだけど、荷物の受取りがあるから、午前中は外出できないな・・・。
受取りの時間帯が広めに設定されていて、荷物が届くまでの時間がもったいないな・・・早く届けば他の予定も入れられるのに・・・。
単身世帯の場合は、基本的に荷物の受取りをするのは自分。宅配ボックスがあると時間を上手に使うことができるので、人気設備の上位に含まれているのでしょう。
筆者が感じた『あると便利、あって良かった設備』を紹介!
先ほどまでは人気の設備について紹介してきましたが、ここからは実際に筆者が感じた『あると便利な』設備、『あって良かった』設備を紹介していきます。
エアコン
人気の設備ランキングには入っていませんでしたが、元々付いている設備で外せないものとしては、やはりエアコンです。
私は結婚のタイミングで2LDKの賃貸物件を探しましたが、エアコン付き以外の物件は候補から外すくらい重要視していました。
最終的に選んだ物件は、扉を開けると16帖の広さになる部屋だったため、パワフルなエアコンが必須でした。設備としてあらかじめ設置されていたおかげで、家電購入費用が10万円以上節約でき、浮いた分を家具購入に充てられました!
追い焚き機能
入居した当時はあまり気にしていませんでしたが、子供が生まれた後、追い焚き機能の重要性を感じました。
夫婦だけの頃は、平日はシャワー、週末にお風呂に浸かるという生活スタイルでしたが、子供が生まれ、一緒にお風呂に入るようになると時間差で入浴する必要が出てきました。(例えば子供と妻は夕方、私は帰宅後の20時など)
追い焚き機能があるおかげで、お湯の温め直しができるので、冷たくなった水を流してお湯を入れ直すことに比べて水道代も節約できます。
機能面・生活コスト面でも非常に便利な設備であることは間違いないです!
ゴミステーション
ランキングの中に24時間利用可能なごみ置き場が入っていましたが、ゴミステーションが物件に併設されていると非常に便利です。
ゴミ出しは家事の一部とも言えるため、建物の敷地内で完結させたいですよね。ゴミ出しのためだけに道路を渡らないといけない、通勤・通学とは逆方向に向かう必要があるなど、近くにないと意外と面倒なものです。
ゴミステーションがどこに設置されているか、内覧の時にはあまり気にしていませんでしたが、併設されているのか、または物件の近くにあるかを確認しておきましょう。
まとめ
物件に求める設備は人それぞれだと思いますが、使う頻度がほぼ毎日のような設備を意識すると、自分にとって何が必要なものかが見えてくると思います。
内覧をする際は、不動産会社の担当者に『あると便利な設備』を確認し、理想のお部屋探しを実現しましょう。
■監修_中部ガス不動産/担当者_資格:宅地建物取引士
WRITER PROFILE
岩下加奈
愛知県豊橋市在住。地元出版社に勤め、東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長などを勤める。名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや編集を行い、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。ワンライフコミュニケーション株式会社ゼネラルマネージャーとして、企業様・個人向けの外部広報を担当。