結婚生活に最適な間取りとは?実際の住み心地もまとめてみた!
結婚やパートナーとの同棲に向けた新居探しは、楽しみがいっぱいでワクワクしますよね。物件に求める条件を一緒に考えていく中で、重要になるのはやはり間取りです。
結婚生活や共同生活に最適な間取りは何なのか、それぞれの間取りの実際の住み心地や良かった点などを、紹介していきます。
結婚生活に最適な間取りは?
結婚や同棲を検討中のお客様から最も問合せが多いのは1LDKと2LDKです。各部屋の特徴についてご紹介します!
1LDK
上の画像が1LDKの例です。壁や間仕切りで仕切られた1部屋(=ピンク色の6帖)に加えて、LDK(黄色の10.5帖)がある間取りです。大きな1部屋とは別に、小部屋(6帖~8帖くらいが主流)が1部屋あるイメージをすると分かりやすいです。
主にLDKは食事やテレビなどのくつろぎの空間、小部屋はベッドなどを置く寝室とする方が多いでしょう。
2LDKと比べてコンパクトなため、賃料を比較的抑えられることがメリットです。
2LDK
壁や間仕切りで仕切られた2部屋に加えて、LDKがある間取りです。
小部屋(1LDK同様6帖~8帖が多い)が2つあるので、1部屋は寝室、もう1部屋は書斎や衣類・物を置くために使うことが多いです。もちろん友人や家族が遊びに来た際に泊まる部屋としても使えるため、使い勝手は抜群。
仮に2人で済むと仮定した場合、1人1部屋を準備することが出来るので、自分の時間を過ごせることがメリットです。
住み心地のご紹介①~1LDK~
ここからは実際の住み心地をご紹介します。当社社員で1LDKに夫婦2人で暮らしている方へインタビューを行いました!
Q1.1LDKの間取りに決めた理由はありますか?
A1.賃料が比較的安価だったことですね。また自分たちはあまり物を持っていなかったの
で、1LDKでも十分生活できると思ったからです。賃料が安価なので、ちょっと良い
家具を購入するお金に回せるとも思いました。
Q2.実際に生活を始めてから、思い描いていた暮らしとギャップはありますか?
A2.物が多くない自分たちにとっては暮らしやすいですね。将来的な貯金もできる点も今
の部屋を選んでよかったと思っています。
ただ、ネット通販などで大きなダンボールが届くと一時的な置き場に困ることは否め
ないです(笑)。
いくら物が少ないとはいえ、友人・家族が来るときに、普段外に出しているものをクロ
ーゼットや寝室に一時避難させるのは意外と大変です(特にクローゼットにしまうと
き)。
その時だけは2LDKの方が楽だったかなと感じてしまいます(笑)。
Q3.この他に良かったことや大変だなと思うことはありますか?
A3.1人になれる場所がないことは少し大変です。特にけんかをした時は、外に出て頭を冷
やすことしかできないので…。お互いが不機嫌な時は、やはり距離を取りたいので、も
う1部屋あると便利かと思います。
私はある程度の貯金ができたら戸建てへ引越ことを考えています(そのために1LDK
に住んでいる)が、今の間取りで子供ができるとさすがに厳しいかなと感じます。
引越す前提で生活を始めれば良いですが、子供が生まれてからも住むことを考えると
1LDKでは、少し手狭な感じがします。
住み心地のご紹介②~2LDK~
次に2LDKの間取りで夫婦2人と子供1人(1歳)の3人家族の方へインタビューを行いました!
Q1.2LDKの間取りに決めた理由はありますか?
A1.広々とした空間で過ごしたかったからというのが大きな理由です。LDK以外の1部屋
は寝室、もう1部屋は物置やリモートワーク用の部屋に使用することを想定し、LDK
を広く使うことを考えていました。
Q2.実際に生活を始めてから、思い描いていた暮らしとギャップはありますか?
A2.今の生活に満足しているので悪い面はないですね。駅から離れていることもあり、
2LDKにしては賃料も比較的落ち着いていますし。
想定外に良かったこととして、体調不良の時に寝室を分けられることです。特に今は子
供が小さいので、コロナやインフルエンザにかかってしまったとき、生活空間を分けら
れる点で衛生面でも安全です。
来客も時々あるため、リビングを片付ける際は物置部屋に物を避難させるだけで済む点は楽です。
Q3.この他に良かったことや大変だなと思うことはありますか?
A3.リモートワークの際に別室で作業できるのは良かったです。仕事の電話やリモート会
議に参加することもあるので、個室があるだけでかなり集中できます。
また、リビングと小部屋のうちの1つが繋がっているので、子育てにも便利です。子供
が寝ている時でも、リビングとの間仕切りを開けておけば、様子が分かるので安心です。
物件選びに失敗しないために
これまで1LDK・2LDKそれぞれの住み心地を紹介してきましたが、物件選びに失敗しないためにはライフスタイルとこれからの人生設計を共有しておくことが望ましいです。
先に紹介したように、住替えを前提として1LDKを選ぶのか、子供が生まれてからも長く住むために2LDKにするかなど、ある程度の計画を共有しておきましょう。
また、個人の時間を大切にしたい方であれば個室(趣味部屋など)を用意することや、仕事の出勤時間の兼ね合いで寝室を分けるのかなどは、どの間取りを選ぶかに繋がっていきます。
それぞれが大事にしたい条件やライフスタイルを話し合い、間取りを含めた物件選びをすると良いでしょう。
まとめ
今回紹介した実際の住み心地はあくまで一例にすぎません。親しい友人などにも相談してみて、自分たちのライフスタイルや考えに合う間取りを見つけていきましょう。
■監修_中部ガス不動産/担当者_資格:宅地建物取引士
WRITER PROFILE
つむぎ編集部
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