住宅展示場とは?見学のポイントやメリット・デメリットを解説!

住宅展示場とは?見学のポイントやメリット・デメリットを解説!

マイホームを購入したい!と検討する方の中には、展示場へ見に行ってみようと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。足を運ぶ前に住宅展示場の上手な回り方を知っていると、効率良く自分の知りたい情報が手に入ります。今回は住宅展示場へ行くのが初めての方に向けて、住宅展示場のおすすめの活用方法などをご紹介します。

 住宅展示場ってどんな場所?

家づくり相談会ののぼりを飾っている住宅展示場の画像

住宅展示場とは、多くのハウスメーカーが集まり、モデルハウスと呼ばれる仮想の住宅を建てて一般の方向けに公開している場所です。住宅を見ることができるだけでなく、各住宅会社のスタッフから家づくりに関して色々な話を聞くことができたり、会場内全体で小さなお子様向けに楽しめるイベントなども企画しています。

また、家づくり初心者の方に向けた家づくりに役立つセミナーなどを開催していたりと、住宅展示場は、家づくりに関して幅広い知識を得ることができる場所となっています。

住宅展示場とモデルルームの違いは?

住宅展示場とモデルルームは、どちらも住宅購入や建築を検討する際に参考になる施設ですが、それぞれ特徴や目的が異なります。

・住宅展示場

複数の住宅メーカーが一箇所に集まり、それぞれのモデルハウスを展示している場所です。訪れることで、さまざまなメーカーの住宅を一度に見比べることができます。

・モデルルーム

特定の住宅やマンションの一部屋(または一棟)を実際に見学できるようにした展示スペースです。主にマンションや分譲住宅の販売促進のために設置されます。

住宅展示場は多くのメーカーの住宅を一度に比較検討するのに適しており、モデルルームは特定の物件について詳細なイメージをつかむのに適しています。両方を訪れることで、理想の住まいを見つけるための有益な情報を得ることができるでしょう。

 住宅展示場へ行く前に知っておきたい5つのこと

住宅展示場へ行く前に、知っておくと良い5つのポイントをご紹介します。

マイホームの希望条件をまとめておく

パソコンで情報を調べる夫婦の画像

マイホームを検討している方は、自分たちが希望するマイホームの条件について事前に確認しておくと検討がスムーズです。希望条件がまとまっていると展示場でより自分たちの好みに合う住宅を選んで見学することができます。

住宅展示場のパンフレットや資料をもらおう

住宅展示場に設置されているパンフレットや資料を収集すると、どんな住宅会社で、どんな魅力があるのか、自宅に戻った後にしっかりと確認することができます。

また、もらったパンフレットに印象的だったことや聞いた話などメモしておくと見返した時に思い出すことができるのでおすすめです。

家づくりで気になることを質問をしよう

お客さまの質問に的確に回答する担当者のイラスト

住宅展示場へ行った際には、それぞれの住宅会社のスタッフさんに家づくりで気になるところを質問してみましょう。構法や内装、設備、デザインなど、「この条件だとどのような家づくりができるのか」、「家づくりをする際に必要なことはあるか」、「ここの住宅会社は他と違ってどこが魅力?」など、さまざまな角度から質問すると良いでしょう。

住宅購入時の予算やローンの相談をしよう

住宅の購入はほとんどの方にとって一生に一度の買い物になると言われています。だからこそ、大事になるのが予算や住宅ローンです。希望する家づくりと実際支払うことができるお金(予算)を住宅会社のスタッフさんと相談しながら進める事が大切です。

たくさんの展示場に足を運ぼう

住宅展示場にはたくさんの住宅会社があります。複数のモデルハウスに足を運びながら、それぞれの特徴を体感したり、デザインの違い、間取りなどを、実際に見て、感じて、スタッフさんと話をしながら楽しく家づくりをするのが良いでしょう。

比較材料が多いことで、自分たちに合った住宅や住宅会社を選ぶことができます。

住宅展示場を見学するメリットとは?

住宅展示場を案内する営業の画像

住宅展示場にあるモデルハウスを見学するメリットは、実物の家を体感することができるという点です。特に家づくりを行う際には、空間の広さや高さは、実物の家を見てみないとわかりません。

ここからは、住宅展示場を見学するメリットを具体的に解説します。

家づくりの参考になる

建売住宅のように、購入前に家が建っている物件は実物を見ることができますが、もっと自分たちらしい家づくりをしたい!こんな間取りやこんなデザインの家に住みたいと言った、1から家づくりを行う「注文住宅」を選ぶのであれば、実際に見て、体感する=モデルハウス見学が必要になります。

最近では、インターネットで情報を収集できる時代になり、ネットから資料請求などが簡単にできるため、「モデルハウスに行かなくても情報が取れるから効率的なのでは?」と思いがちですが、実際にカタログを見ただけではそれぞれの住宅会社の違いをはっきり知ることができません。

展示場にいき、モデルハウスに足を運び、実際に目で見て体感しながら、住宅会社のカタログを自宅に持ち帰ることで、より深く「自分たちに合った家づくりとは何か」を知ることができます。

複数社のモデルハウスをまとめて見学できる

一箇所で複数の住宅メーカーのモデルハウスを見学できるため、効率的に比較検討ができます。各メーカーの特徴や強みを一度に知ることができ、自分のニーズに合った住宅を見つけやすくなるでしょう。

イベントや特典が充実している

住宅展示場では、見学者向けのイベントや特典が用意されていることが多く、家族で楽しみながら見学できます。家づくりに関するセミナーや相談会も充実しているため、専門家のアドバイスを直接受けることもできるでしょう。

また、事前に予約をすると特典や景品サービスを受けられる場合もありますので、チェックしてみましょう。

住宅展示場を見学するデメリットとは?

案内している画像

住宅展示場を見学する際には、以下のデメリットに注意しましょう。

現実とギャップがある

多くのモデルハウスは標準仕様よりも高級な設備や仕様が施されていることが多く、実際に建てる際のイメージとは異なる場合があります。魅力的に見せるための特別な装飾や演出がされていることがあり、実際の生活空間とはギャップがあることもあります。

営業を受ける可能性がある

各メーカーの営業担当者から積極的な営業活動を受けることがあり、冷静な判断が難しくなることがあります。特に人気のあるモデルハウスやキャンペーン中の特典などで、早急な決断を迫られることがあるため注意しましょう。

疲れてしまう可能性がある

住宅展示場を見学する際、家づくりに関する情報が多く、全てを吸収しようとするとパンクしてしまう可能性があります。必要な情報や印象に残ったことだけ頭に入れる程度で大丈夫です。

また、何軒もモデルハウスを見学すると体力的に疲れてしまいます。予定を詰め込みすぎず、1日3軒程度にとどめておくといいでしょう。

住宅展示場見学のポイント

ポイント2

実際に住宅展示場を見学する際のポイントを押さえておきましょう。ポイントを押さえておくと、見学がスムーズに進められます。

住宅展示場見学の所要時間

住宅展示場は1つの家を見て回るのに5分~1時間以上とかかる時間もまちまち。スタッフさんと話に花を咲かせると、長時間かかることもあります。展示場にはたくさんの住宅会社があります。比較をするためにも、1つの展示場に○○分と決めて見学するのが効率的に回るおススメの方法です。

特に週末やイベント時には混雑することもあるため、時間に余裕を持って計画しましょう。

住宅展示場見学の流れ

住宅展示場見学の流れを以下にわかりやすくまとめます。

  • 気になる住宅会社をピックアップしておく
  • 住宅展示場に到着したら、展示場の地図やパンフレットをもらい、見学の流れを確認する。
  • ピックアップしたモデルハウスから順に見学を開始する。
  • 各モデルハウスで、広さ、間取り、デザイン、設備などを実際に体感する。
  • 営業担当者がいる場合は、疑問点や気になる点を積極的に質問する。
  • 気に入ったポイントや重要な情報をメモする。可能なら写真も撮っておく。

長時間の見学になるため、適度に休憩を取りながら進めましょう。

住宅展示場見学の持ち物・服装

住宅展示場を見学する際は、長時間歩いても疲れにくい靴や立ったり座ったりする場面が多いため、動きやすいカジュアルな服装が望ましいです。

持ち物は、メモ帳やペン、カメラやスマートフォン、資料やカタログを入れるためのバッグを持参すると便利です。寸法を知りたいときは、メジャーも役立ちます。

天候に応じた服装や防寒対策、雨具の準備も忘れずに行いましょう。これらの準備を整えることで、住宅展示場見学を効率的に行え、理想の住まいを見つける手助けとなるでしょう。

サーラ住宅のおすすめ展示場をご紹介!

サーラ住宅展示場

サーラ住宅の住まいを体感できる3つの展示場・モデルハウスをご紹介します。

多くのハウスメーカーが集まる「総合展示場」

愛知県内7か所、静岡県内1か所のハウジングセンターに総合展示場をご用意しています。サーラ住宅が大切にしている「住まいが備えるべき技術と基本性能」を、わかりやすくお伝えしています。

・何から始めていいのかわからない

・家づくりの疑問を解消・相談したい

・サーラの家づくりの特長を知りたい

参照:サーラ住宅 総合展示場

展示場・モデルハウス|外断熱工法で建てる注文住宅|サーラ住宅 (sala-house.co.jp)

住宅地の中に建つ「街かど展示場」

普段の生活により近い住宅地の中に建つ「実邸サイズ」の展示場。リアルサイズな間取りをご体感いただくことで、マイホームのイメージが具体的にふくらみます。

・リアルサイズがどのくらいなのかを知りたい

・家事動線や収納提案などを確かめたい

・具体的な間取りを検討したい

参照:サーラ住宅 街かど展示場

展示場・モデルハウス|外断熱工法で建てる注文住宅|サーラ住宅 (sala-house.co.jp)

住み心地が確かめられる「お泊まりハウス」

1泊2日のご宿泊で、見学だけではわからない住みごこちや、間取りの使い勝手を確かめられる展示場です。試着や試乗があるように、家も「試住」して選びませんか?

・目に見えない住みごこちを体感したい

・エアコンの効きや防音性などを確かめたい

・最新の住宅設備を実際に使ってみたい

参照:サーラ住宅 お泊まりハウス

試着や試乗があるように家も「試住」して選びませんか? (sala-house.co.jp)

まとめ

住宅展示場へ行くことを促すイラスト

いかがでしたか?住宅展示場はあくまでもマイホームを検討するためのツールの一つですが、会場内ではイベントが行われていたり、直接住宅会社のスタッフさんから家づくりの話を聞くことができ、楽しく情報収集ができる場所としてはとっても魅力的です!

土地から探す方でも住宅会社のスタッフさんがおススメの土地を教えてくれるので、あらかじめ自分たちの希望を頭に入れて、必要な情報をいっぱい持ち帰ることができます。これからお家づくりを検討されている方はぜひ一度住宅展示場を活用してみてくださいね♪

皆さんの素敵なお家づくりを応援しています!

■監修_サーラ住宅/担当者

WRITER PROFILE

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岩下加奈

愛知県豊橋市在住。地元出版社に勤め、東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長などを勤める。名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや編集を行い、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。ワンライフコミュニケーション株式会社ゼネラルマネージャーとして、企業様・個人向けの外部広報を担当。

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