温水式床暖房とは?床暖房の種類やメリットデメリットを紹介!
戸建ての新築や、リフォームの際に導入するか迷うことが多いとされる「床暖房」。床暖房にも温水式と電気式というように、細かく種類があることをご存じですか?今回は床暖房について、床暖房の魅力、種類、メリットなどをご紹介します。
目次
床暖房を導入するメリット
快適な暮らしを実現してくれる「床暖房」。マイホームをつくった際には取り入れたいという方も多いのでは?そもそも床暖房とは、床下に熱源を配置して、部屋全体を足元から暖めてくれる暖房設備。
「床暖房」とは、伝導(温まった場所に触れることで暖かさを感じる仕組み)と、ふく射(放出された熱が壁や天井に反射しながら部屋全体に伝わり暖めてくれる仕組み)によって、暖まる仕組みとなっています。
「床暖房」を導入する上でのメリットを5つピックアップしました。
その1)乾燥しにくい
エアコンやファンヒーターなどのように、本体から風を送り込み部屋を温める暖房機器の場合、温風が出るのでどうしても乾燥しがちになります。「床暖房」の場合は風を出さない分、乾燥を防ぐことができます。
その2)効率的に部屋全体を暖められる
「床暖房」は、床下に設置した熱源を通じて足元から暖めてくれるので、部屋全体を均等に暖めることができます。冬場はスリッパいらず!素足で過ごすことができます。
その3)メンテナンスが楽
エアコンなどを使うとどうしても定期的なメンテナンスや掃除が必要になります。しかし「床暖房」の場合はフィルターの掃除は不要。特別なメンテナンスも必要ないので、とても楽です!
その4)場所を取る必要がない!
エアコンやストーブなどは、どうしても部屋の場所を取ってしまうことも。「床暖房」であれば、置き場所や収納場所を確保する必要はなし!配線も隠れているため、見た目もすっきりとしていて、広々とした空間を確保することができます。
その5)室内にほこりが舞いにくい
エアコンやファンヒーターの場合は風を送り込むため、室内のほこりを舞上げる可能性も。「床暖房」の場合は、風を出さないので使用中に部屋全体にほこりが舞う心配はありません。
ちなみにデメリットとしては、「床暖房」がスイッチを入れてすぐに暖まるわけではなくある程度の時間が必要なこと、使用状況によってはエアコンなどに比べて電気代などの光熱費が高めになることも。
メリット・デメリットを考えた上で「床暖房」を取り入れるといいでしょう。
床暖房の種類について
「床暖房」には温水式と電気式の2種類があります。
温水式床暖房とは
温水式床暖房は、床下に配管を設置して、熱源機で暖めたお湯を通して部屋を暖めるタイプとなっています。
温水式のメリットとしては、立ち上がりが早く、電源を落とした後も暖かさが残りやすく、電気式に比べて光熱費が安いのがポイントです。
ただ、電気式に比べて初期費用や床暖房専用の給湯器が必要だったりと、初期費用がかかるのがデメリットになります。
電気式床暖房とは
電気式床暖房とは、床下に設置した電熱線ヒーターで部屋全体を暖めるタイプです。
電熱線ヒーター式(使用するたびに電熱線に電気を通して発熱させる方式)・蓄熱式(電気を使用しない時間帯に電気を蓄え、必要なタイミングで使用できる)・PTCヒーター式(電熱線を内蔵したパネルに電気を通して床面を暖める方式)の3種類があります。温水式に比べて設置費用は掛からず、メンテナンスがほぼ不要なのがメリットです。
サーラのおすすめは「温水式床暖房」!
サーラグループ住宅担当者のおすすめはやはり温水式床暖房(ガス式)です。
温水式は初期費用が高いとされていますが、お部屋が温まるまでが早く、電源を落としてからも温かさが持続しやすいなど多くのメリットがあり、実際に温水式床暖房を設置したお客様からも
・快適で導入してよかった!
・ランニングコストも他の種類の床暖房よりも安く済ませることができた。
・暖まるまでが早く、とても快適で嬉しかった。
・とても暖かく冬を過ごすことができた!
など、喜びの声をたくさんいただいています。温水式床暖房はお客さまからの評価もとても高いので、私たちも自信を持っておすすめしています!
まとめ
いかがでしたか?「床暖房」は、部屋全体を効率的に暖められる、他の暖房機器に比べてお手入れもしやすいなどメリットがたくさんあります。
もちろん種類によって機能性コスト面が大きく変わること、ランニングコストなども変わります。自分たちやご家族の生活スタイルに合った「床暖房」を選ぶことがとても大切になります。
初めてでよく分からない方は是非サーラへご相談ください♪経験豊富なスタッフが「床暖房」のメリット・デメリットについてや、ご家族のライフスタイルに合わせた暖房機器をご紹介します!ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
■監修_サーラ住宅/担当者
WRITER PROFILE
岩下加奈
愛知県豊橋市在住。地元出版社に勤め、東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長などを勤める。名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや編集を行い、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。ワンライフコミュニケーション株式会社ゼネラルマネージャーとして、企業様・個人向けの外部広報を担当。