家を建てる平均年齢は?気になる時期について解説!
そろそろ自分たちだけの家を建てて住みたい!と考えたときに、「周りの人はどのくらいの年齢の時に家を建てるのだろう?」と気になる方も多いはず。そこで今回は家づくりする方の平均的な年齢や家を建てるきっかけなどについて解説していきます。
目次
家を建てた方の平均年齢は?
まずはマイホームを購入した方の平均年齢、多い世代などのデータを見てみましょう。1軒目のマイホーム購入の平均年齢は約40歳、一番多い世代は30代となっています。
参照:国土交通省 住宅市場動向調査
注文住宅取得の世帯主の年齢は、全国三大都市圏ともに30歳代が最も多い傾向となっています。工事種別で見ると、建て替え注文住宅は59.8歳、新築注文住宅は41.1歳と差があります。
家を建てたいと考え始めたきっかけは?
住宅ローンの完済年齢から逆算した年齢
特に新築注文住宅は、完済時年齢を考慮して、定年までに35年ローンの支払いが終了するタイミングで30代の方が平均年齢として多い傾向とあるようです。建て替えの場合は定年を迎える60歳の世帯が多く、退職金が入ったタイミングで建て替えを希望する方が多いようです。
子供が生まれるタイミングの年齢
国土交通省によると、注文住宅取得世帯の平均居住人数は全国&三大都市圏ともに「3人」が最も多く、1世帯あたりの平均居住人数は全国では3.2人となっています。注文戸建住宅の購入タイミングは、お子様が生まれるタイミングで購入している可能性もあります。
家が買える収入だと判断した時の年齢
注文住宅を購入する世帯の年収では最も多いのが600〜800万円ほどです。住宅購入する際は、ある程度まで年齢を重ねながらそれに応じた年収が到達したタイミングで購入を決める人が多いようです。
家賃の支払いがもったいないと考え始めた年齢
アパートやマンションなど、月々の支払いで家賃負担を多く感じ、注文分譲戸建住宅の方にメリットがあるため購入を決める方が多くいます。
早めに家づくりを検討するメリット
次にご紹介するのは早めに家づくりを検討するメリットについてです。
住宅ローン計画を立てやすい
30代のうちにマイホームを購入する場合、定年になるまである程度長いので住宅ローンの計画が立てやすいのがメリットです。住宅ローンの完済する年齢を考慮する際も、若い方であれば長期的にローンを組んでも不利になることは少なく、早めにローンを組む方がおすすめです。
セカンドライフの選択肢も増える
マイホームを早めに購入し定年までに住宅ローンを完済する計画であれば、定年後のセカンドライフも選択肢が増えます。例えば、住宅ローンが完済した後にリフォームができたり、住み替えができたりなどいろんな選択肢の中から選ぶことができます。
遅めに家づくりを検討するメリット
先ほどは早めに家づくりを検討するメリットをお伝えしましたが、ここからは遅めに家づくりを検討するメリットについてもご紹介します。
間取りの無駄が無くなりやすい
早めに購入した際はお子様も小さかったり、後からお子様が増えて子供部屋を増やしたりなど、ライフステージが大きく変わる可能性があります。しかし子育てや仕事がある程度落ち着いたタイミングでマイホームを購入することで、ライフスタイルの変化が若い方よりは少なく、間取りのムダを防ぐこともできます。
収入が上がっている場合が多いので、理想の家づくりがしやすい
日本では年齢とともに年収がアップすることが多く、遅めにマイホームを購入した方が自分たちらしい家に近づけやすいのもメリットと言われています。ローンは申込時の年収で融資額が決まるので、年齢が高くなるほど予算に余裕ができることも。お子様の進学などの出費も考慮した上でローンを組むことで資産計画も立てやすくなります。
まとめ
家を建てる方の平均の年齢や、タイミングについて理解は深まったでしょうか?始めるきっかけは人それぞれなので、自分に合った進め方ができているか不安な方は一度住まいづくりのプロに相談することをお勧めします。
サーラ住宅では一から自分好みに作る注文住宅やプロが住みやすい空間をデザインした建売分譲住宅など様々な住まいの要望にお応えできます。是非一度お問い合わせください。
■監修_サーラ住宅/担当者
WRITER PROFILE
岩下加奈
愛知県豊橋市在住。地元出版社に勤め、東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長などを勤める。名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや編集を行い、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。ワンライフコミュニケーション株式会社ゼネラルマネージャーとして、企業様・個人向けの外部広報を担当。