エアコンの掃除は自分でできる?掃除方法や手順をご紹介!
夏や冬などに大活躍するエアコン。季節の変わり目など、使わなくなった間に汚れが溜まっていたり、カビが繁殖することも!
今回はエアコンを使う時にきれいな空気で活躍してもらうための、一般家庭でできるエアコンのお掃除方法をご紹介します。
エアコン掃除は自分でできる?
フィルターや本体の拭き掃除は自分で簡単にできますが、内部の洗浄が必要な場合は専門業者に任せると安心です。定期的な掃除を行うことで、エアコンの効率を保ち、長持ちさせることができます。
エアコンはどのくらいの頻度で掃除する?
夏や冬に大活躍するエアコン。皆さんはエアコンの掃除はどれくらいの頻度で行いますか?実は、定期的なお掃除をしないとエアコンの運転効率が下がり、電気代が増えたりエアコンの故障の原因になったりと、悪いことづくめです。
エアコン掃除は月に最低1回は行うと良いでしょう。掃除を行わないと、汚れやカビが溜まり、使い続けていると夏型過敏性肺炎などの原因になることもあります。
ダイキン工業の2022年8月の調査では、エアコンのフィルター(約3年分のホコリの蓄積)を掃除することで、48.9%もの消費電力の削減に成功。電気料金にして1カ月当たり約800円の削減につながるという結果になりました。
ご自宅のエアコンにカビやほこりがあるのかチェックする場合は、エアコンの電源を入れて、送風口を覗いてみましょう。送風口に黒い点々が見えたら、それは恐らくカビです。
また、フィルターを外して、そのパーツにほこりなどが溜まっていたらその後カビが繁殖する原因にもなりますのでチェックすることが必要です。
参照:経済産業省 資源エネルギー庁
お掃除機能付きエアコンは掃除をしなくても良い?
お掃除機能付きエアコンのほとんどが表面のフィルターのみ掃除機能がついており、その他の部分は汚れが溜まる可能性がある為、お掃除不要とは言い切れません。また、キッチン近くなどでは油汚れが溜まる可能性もあるので、自動お掃除機能付きのエアコンでも、クリーニングが必要になる場合もあります。
湿気が多い部屋に設置されている場合、カビが発生しやすい特徴があります。エアコンのお掃除機能はとても便利ですが、エアコン掃除が必要ないということではないので注意しましょう。
サーラ住宅ではエアコンの熱を逃がさない快適な住まいを提供しています。また、それだけではなく、家中まるごと湿度をコントロールし、1年中湿気が多い・乾燥しているという状態がないお家もご提案可能で、カビなども発生させにくく、健康で住みごこちの良い住まいをご提供しています。
参照:サーラ住宅 全館空調システム
エアコン掃除を自分で行う方法
次に、エアコン掃除を自分で行う方法についてご紹介します。
エアコンのフィルター掃除方法
【用意するもの】
・タオル 2枚
・掃除機
・台所用の中性洗剤
・古歯ブラシ
①エアコンの電源プラグを抜く
②エアコンからフィルターを取り外し、掃除機のノズル部分で、ホコリを吸い取る
③ホコリはフィルターの表側に付着しているので、表側から吸い取る
④フィルターの裏側からシャワーを当てて水洗い
細かいホコリが残っている場合、歯ブラシに薄めた台所用洗剤をつけて優しくこすって洗い流します。
⑤タオルで水分を拭き取り、しっかりと乾燥させて元に戻す
吹き出し口とルーバーの掃除方法
【用意するもの】
・掃除機
・タオル
・割り箸
・輪ゴム
・台所用の中性洗剤
①エアコンの電源プラグを抜く
②吹き出し口は手の届く範囲でホコリを落とす
③中性洗剤をつけて固くしぼったタオルを、割りばしに巻き付け吹き出し口を拭く
④水で固く絞ったしぼったタオルですすぎ拭き
エアコンのフィンと送風ファンの掃除は難しい掃除となるので、プロのクリーニングに頼むのがベストでしょう。
またエアコンの内部クリーンや送風運転を活用することで内部の水分を乾燥させ、カビの繁殖を防ぎます。エアコンのカビは未然に防ぐこともできますよ。
室外機の掃除方法
【用意するもの】
・ほうき、ちりとり
・古歯ブラシ、柔らかいブラシ
・タオル
①エアコンの電源プラグを抜く
②柔らかいブラシやほうきで室外機の外側に溜まっているホコリやゴミを取り除く
室外機の天板はタオルなどで乾拭きし、汚れを落とします。
③ドレンホースを掃除する
ドレンホースの中のゴミやクモの巣を歯ブラシなどで取り除きます。
④室外機の周りを掃除する
室外機の周囲にゴミや植物があると風通しが悪くなるため、20〜30cm程度のスペースを開けておくと、効率よく動作します。
エアコン掃除の際の注意点
エアコン掃除を自分で行う場合には、いくつか注意点があります。
- エアコンに直接水をかけない
- エアコンクリーナーの使用は控えること
- エアコンを自分で分解しない
- 不安定な椅子に乗らず転倒に気をつける
- 内部洗浄はプロに依頼する
エアコンに直接水をかけない
フィルターやカバーの洗浄には水を使いますが、電気部品には絶対に水がかからないように注意してください。内部の基盤や電気部品が濡れると故障の原因になります。
エアコンクリーナーの使用は控えること
市販のエアコンクリーナーは、エアコン内部への使用は控えた方が良いでしょう。エアコンクリーナーを十分に流しきれなかった場合、内部に残った洗剤に汚れが付着し、カビが発生する原因となります。また、内部の電気部品に水や洗剤が入り込み、故障や火災の原因になるおそれもあります。
エアコンを自分で分解しない
内部の分解掃除はプロの技術が必要です。無理に分解すると故障やトラブルの原因になるため、内部までしっかり掃除したい場合は専門業者に依頼しましょう。
不安定な椅子に乗らず転倒に気を付ける
エアコンは高い場所に設置されていることが多いので、不安定な椅子に乗らず、脚立や踏み台を使う場合は安定した場所で作業するようにしましょう。転倒やケガに注意が必要です。
内部洗浄はプロに依頼する
エアコン内部の掃除はプロに依頼するのがおすすめです。プロに依頼すると、故障の心配がほぼ無いのが魅力。専門の人に任せれば故障の心配は無く、きれいにエアコン掃除をしてもらうことができます。
参照:エアコン内部洗浄による事故に注意
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2020fy/prs200625.html
サーラグループには「LACOO」と呼ばれるエアコン掃除のプロもいます。
サーラグループならではの利用者に嬉しいお得なパックもご用意しておりますので、ご興味のある方はURLからHPをチェックしてみてください!
参照:サーラの便利屋「LACOO」ホームページ
関連記事はこちら▼
「大掃除」ハウスクリーニング業者へ依頼してみると | 住まい・暮らしの情報サイト SALAつむぎ
エアコン掃除に関するよくある質問
エアコン掃除に関するよくある質問をまとめました。
エアコンのカビ発生を予防するには?
エアコンのカビ発生を予防するには、以下のポイントを意識して定期的にケアすることが大切です。
・定期的なフィルター掃除
ホコリがたまるとカビの繁殖が促進されるため、こまめに掃除することでカビの発生を防ぎます。
・エアコン内部を乾燥させる
冷房運転後はエアコン内部に結露が生じるため、そのまま放置するとカビが繁殖しやすくなります。送風モードや内部クリーン機能を使って内部を乾燥させ、湿気を取り除くようにしましょう。
・エアコン使用後は窓を開けて換気
エアコン使用後に部屋の窓を開けて換気することで、室内の湿気を逃がし、エアコン内部の乾燥を促進します。
プロのエアコンクリーニングとエアコン掃除の違いは?
プロのエアコンクリーニングは、内部まで徹底的にキレイにしてくれるため、エアコンの効率を高め、カビや臭い対策にも効果的です。一度プロに依頼することで、長期間安心して使えるようになります。
自分で行うエアコン掃除は、費用を抑えたい場合やこまめなメンテナンスに適していますが、奥まで掃除できないため、プロのクリーニングを併用するのが最適です。
参照:サーラの便利屋「LACOO」エアコンクリーニング
まとめ
いかがでしたか。定期的なお掃除で、快適さもコスパも向上するので、定期的なお掃除や、カビ予防の方法などはぜひ活用してください。
ただし、エアコン内部の掃除は複雑かつ故障の原因になる可能性があるので、専門業者に掃除をお願いするようにしましょう。
■監修_サーラ住宅/担当者
WRITER PROFILE
岩下加奈
愛知県豊橋市在住。地元出版社に勤め、東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長などを勤める。名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや編集を行い、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。ワンライフコミュニケーション株式会社ゼネラルマネージャーとして、企業様・個人向けの外部広報を担当。