〜大人の習い事〜 大人になって始めるダンス、どのジャンルがおすすめ?
新年度、子どもたちだけでなく大人も新しいことを始めたくなる季節ですね。何か新たな趣味を見つけたい、身体を動かしながら、気の合う仲間や友達と楽しみたい。そんな願いを叶えてくれるのが、「ダンス」です。大人になってから始めるダンスは、先生の指導のもと、自分のペースで無理なく楽しめるのが魅力。今回はそのダンスを取り上げて、大人におすすめのジャンルとその魅力に迫ってみます。
目次
どんなダンスがある?
世界には数え切れないジャンルのダンスが存在します。ダンスの名前は知っていても、いざその内容を聞かれると答えられない…。そんなダンスも少なくありません。ここではその中から、大人でも始めやすいダンスを5つご紹介します。
フラダンス
フラダンスは、ハワイ伝統の民族舞踊です。ゆったりとした太陽と風を感じさせる優雅な動きが特徴的で、大人の女性の艶やかさを表現するのに最適です。
基本のステップはそれほど難しくなく、ご高齢者から小さな子どもまで、いつからでも始めることができ、幅広い年齢層が楽しめます。ハワイアンミュージックに合わせてゆっくりとからだを揺らし、心が癒やされるひとときを体験できるのがフラダンスの魅力です。
バレエ
バレエは、古典的で芸術性の高いダンスです。子どもの頃から憧れていた方も多いのではないでしょうか。近年は大人を対象としたバレエ教室も増えており、趣味としてチャレンジしやすくなってきました。
クラシック音楽に合わせて、きれいな所作を磨くことで、上品で優雅な雰囲気を身に付けられます。しなやかさと共にしっかりとした芯の通ったからだ作りにも役立ちます。バー(手すり)を使ったレッスンは簡単ではありませんが、根気よく継続すれば必ず成果が現れます。目標とする発表会に向けて頑張ることで、充実感や達成感を得られるでしょう。
ベリーダンス
ベリーダンスは中東が発祥の官能的で妖艶なダンスです。特に腰遣いの動きが魅力で、女性らしさを存分に表現できるのが人気の理由です。
華やかで露出度の高い衣装を着用し、ヒップスカーフを揺らしながら踊ります。エキゾチックな雰囲気に酔いしれれば、日頃の張りつめた心が解放されるでしょう。またベリーダンスを続けることで、インナーマッスルを鍛えてくびれができる効果も期待できます。女性らしさを再発見したい方にもおすすめです。
ジャズダンス
ジャズダンスは、バレエの要素を取り入れたアメリカ生まれのダンス。ミュージカルなどの舞台でよく見かける、キビキビしたリズミカルな動きが特徴のダンスです。ジャズミュージックのビートに合わせ、バレエの動きを取り入れながら踊ります。力強さと艶めかしさを併せ持った、クールでセクシーな雰囲気を醸し出せるのが魅力です。
愛好家が多い反面、バレエの素養のない人は上達に時間がかかることも。ステップは決して簡単ではありませんが、先生の指導をしっかり理解すれば、一歩ずつ踊りを身に付けられます。
K-POPダンス
近年、日本でも、韓国出身のアイドルが歌って踊るK-POPが大人気です。そんなK-POPアーティストの振付けを真似て踊るのがK-POPダンスです。
YouTubeなどで振付動画を見ながら練習するのが一般的で、自宅で気軽に取り組めるのが特徴ですが、最近では本格的に習うことができる教室も多くあります。K-POPダンスは、「ダンスってこんなにも楽しい」!と気付かせてくれるジャンル。K-POPならではのキレのある動きと、カッコよさあふれるダンスを体感できます。運動不足解消やストレス発散にもぴったり。若々しくてエネルギッシュな雰囲気を味わえるでしょう。女性だけでなく、男性にも人気です。
これらのダンスにはそれぞれに異なる魅力があります。一つに絞らずいくつかのジャンルを組み合わせてチャレンジするのもおすすめです。いくつになっても、ダンスを楽しみ、自分の中に美しい姿を再発見できますよ。
さあ、今こそダンスを始めるチャンスです! 新しい自分との出会いが待っているかもしれません。
自分に向いてるジャンルは?
先述の通りダンスには実に様々なジャンルがあり、初心者の方にとっては何を選べば良いのか迷ってしまうものです。そこで今回は、自分に合ったダンスのジャンルを見つける3つの方法をご紹介します。
目的に合わせて選ぶ
まず1つ目は、ダンスを始める目的に合わせてジャンルを選ぶ方法です。例えば、ダイエットが目的であればヒップホップやズンバなどの運動量の多いダンスがおすすめ。有酸素運動の要素が強く、効果的に脂肪を燃焼できます。
一方、新しい仲間づくりが目的なら社交ダンスがぴったり。パートナーと息を合わせて踊る社交ダンスは、自然とコミュニケーションが生まれ、友好関係を築きやすいのが特徴です。子供と一緒に楽しみたいなら、ママさんバレエ教室などを探してみるのも良いでしょう。
好きな音楽のジャンルで選ぶ
2つ目は、自分の好きな音楽ジャンルに合わせて選ぶ方法です。クラシック音楽が好きな方にはバレエ、ジャズ音楽ならジャズダンス、ヒップホップならストリートダンスなど、音楽の雰囲気に合ったダンスを選ぶのがおすすめ。「推しグループの曲を踊りたい」というK-POPファンの方も多くいらっしゃいます。
好きな曲に合わせて体を動かすのは本当に楽しいものです。リズムに乗りながら踊っているうちに、自然と上達していくはずです。好きこそ物の上手なれ、とはよく言ったもの。好きな音楽に没頭できるダンスを選びましょう。
憧れの姿を目指して選ぶ
最後は、自分の目標や憧れの姿に合わせてジャンルを選ぶ方法です。例えばマイケル・ジャクソンのようにかっこよく踊りたいならポップダンスを、ゴージャスな衣装で妖艶に踊りたいならベリーダンスを選ぶのが良いでしょう。
また子どもの頃からバレリーナに憧れていたという方も多いはず。大人になってからでも習い事としてバレエを始めることができます。目指す姿をイメージしながらレッスンに励めば、モチベーションを高く保てるでしょう。
以上、自分に合ったダンスのジャンルを見つける3つの方法をご紹介しました。ダンスを通じて充実した日々を過ごすためには、自分の目的や好み、目標に合ったジャンルを選ぶことが大切。まずは一つのジャンルに絞らず、いくつか体験レッスンを受けてみるのがおすすめです。自分に合った運動強度やリズムを肌で感じながら、理想のダンスを見つけてみてはいかがでしょうか。
ダンスを習い事にするメリットとデメリット
メリット
1. 認知症予防効果 – 生涯スポーツのなかでも特にダンスが認知症の発症リスクを下げるとの研究結果がある
2. 脳の活性化 – 振付を覚えて体を動かすダンスは脳に良い刺激を与え、認知機能の低下を防ぐ
3. 基礎代謝アップ – 有酸素運動であるダンスは基礎代謝を高め、免疫力アップにもつながる
4. 社交性の向上 – ダンスで認知機能が改善し、コミュニケーション能力が高まることで社会的交流が活発になる
5. ストレス発散 – 音楽に合わせて体を動かすことでストレスを発散でき、心身リフレッシュできる
6. 姿勢改善 – ダンスの動きを通して自然と姿勢が良くなり、体のゆがみも解消される
デメリット
1. けがのリスク – 体の柔軟性や筋力が十分でないまま無理をすると、関節を痛めたり骨折などのケガにつながる恐れがある
2. 上達速度 – ダンス未経験から始めた場合、なかなか上達が実感できずモチベーションが下がることもある
3. 時間の制約 – 振付の練習や発表会の準備で思った以上に拘束される時間が増える可能性がある
習い事としてダンスを始める際は、効果が期待できる一方で、けがなどのリスクがあることを理解した上で、自分の生活スタイルに合わせて無理のない範囲で取り組むことが大切です。
体験はできる?
習い事を始める前に、まずは体験レッスンを受けてみたいというのは多くの人の思いでしょう。特にダンスは、自分に合うかどうかわからないし、いきなり入会するのは不安、という声をよく聞きます。そこでおすすめなのが、くらしときめきアカデミーの体験レッスン!ただ今、春の体験キャンペーンを実施中です。1回だけ試してみたい、という方向けにダンスを含む様々な講座の体験受講ができます。
体験レッスンではその講座の雰囲気や進め方を肌で感じられるので、自分に合うかどうかを判断する良い機会になります。入会してから「想像と違った」となるミスマッチも防げそうです。
※体験を実施している講座は、ホームページなどでご確認ください。
参照:くらしときめきアカデミー
https://www.sala-academy.jp
まとめ
大人になってからダンスを始めるのは、身体的にも精神的にも様々な良い効果が期待できます。ダンスを通して体力や柔軟性を向上させ、脳の活性化にもつながります。また、音楽に合わせて体を動かす楽しさは、ストレス解消にも効果的。自己表現の機会にもなり、新しい自分を発見できるかもしれません。何より、ダンスは一人でも楽しめますが、クラスで一緒に踊れば仲間もできます。
同じ目標に向かって練習する喜びは、人生をより豊かにしてくれるでしょう。年齢を重ねてからの新しいチャレンジは勇気がいるかもしれませんが、ダンスはいつから始めても楽しめる生涯学習のひとつです。あなたの人生に、ダンスという彩りを加えてみませんか。きっと新しい自分に出会える素敵な経験になるはずです。興味をもったら、まずは一度体験レッスンに参加してみましょう。そこから新しい世界が広がっていくかもしれません。
くらしときめきアカデミーは講座の種類が豊富で、初心者向けのやさしいレッスンから、本格的に踊りを極めたい人のためのクラスまで、レベルに合わせて選べるのも魅力です。きっと新しい楽しみや仲間が見つかるはずです。この春から、ダンスを通して心も体も軽やかに動かしてみませんか。
■監修_サーラエナジー/アカデミー担当者
WRITER PROFILE
書こ音(かこね)ライティング 森美香
元地方新聞社報道記者。
企業事務、医療事務、 英会話インストラクター など、さまざまな職種を経験。 記者を経て、現在は、自分史・社史関連、 行政、 観光協会、 企業、 雑誌などでフリーライターとして活動中。
一般社団法人自分史活用推進委員会認定・自分史活用アド バイザー。