部屋干しとももうおさらば!イヤな生乾きや花粉も話題のガス衣類乾燥機「乾太くん」で解決
いま、ご家庭でガス衣類乾燥機「乾太くん」が人気です。
雨の日や花粉が舞う季節など、洗濯物を外で干せない時に便利な衣類乾燥機。洗濯物をハンガーに干す手間もないため、家事の味方として注目されています。
中でも「乾太くん」は乾燥時間が短く家計にも優しく、生乾きもしない上に花粉やカビ対策にも優れ、魅力的な機能をたくさん備えています。
設置条件を満たせば、新築・中古住宅を問わず導入できます。
気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
衣類乾燥機にはガス式と電気式がある
まず、浴室乾燥機にはガス式と電気式があります。
生活への負担を少しでも減らすためにも両タイプのメリットやコストを比較する事は大切なことです。
ここではガス式の衣類乾燥機のメリットを中心に紹介します。
コストの違い
ガス式はランニングコストを抑えたい面でもお勧めです。
浴室外に設置する熱源機で温水を作って循環させ、その熱を放出することで浴室内を暖める仕組みなため、電気式よりもパワーがあり、乾燥や暖房が短時間で済む分、光熱費の節約につながるのです。
ガス式は本体や専用の熱源機、設置などに費用がかかります。電気式はそういった初期費用を抑えられますが、電気ヒーター式は衣類乾燥に時間がかかるため、ランニングコストがかさみがちになります。
乾燥時間の違い
ガス式なら電気ヒーター式の半分以下の時間で衣類を乾燥できます。
6kgの衣類を乾燥させる場合、浴室乾燥機のタイプ別の平均運転時間は以下の通りです。
ガス式 約120分
電気ヒーター式 約300分
電気ヒートポンプ式 約150分
電気ヒートポンプ式も乾くまでの時間が少ないですが、機種が少ないため、ガス式の方が機種を選ぶ楽しみがあります。
仕上がり具合
衣類の乾燥機能を使うと浴室内がエアコンの暖房をかけたように暑くなり、シワがつかず、ほどよい乾き具合に仕上がります。
ガス式でも電気式でも、洗濯物同士の隙間を設けたり、吹き出し口からの風がまんべんなく当たるように洗濯物を入れ替えるなど、工夫も必要です。
乾太くん導入のメリット
「乾太くん」はリンナイが提供するガス衣類乾燥機です。 天気や時間帯に関係なく、いつもで洗濯物を乾かすことができ、主婦層に大人気です。
1984年に発売されて以来、機能も進化を続けています。2019年には過去最高の7万台の売り上げを記録し、2020年には「日本子育て支援大賞」を受賞。
日本ではガス衣類乾燥機は「乾太くん」の1強時代が続いています。
多くのご家庭で愛用される理由を紹介していきます。
家事の手間が省ける
前章でも紹介したとおり、ガス式は乾燥時間が短い上に、洗濯物を外で干す手間も省けるため、家事の時短化にピッタリです。
「乾太くん」なら6kgの洗濯物を約60分で、9kgなら約90分で乾燥できます。
生乾きしない
雨天時の部屋干しは生乾きによる嫌な臭いが付き物ですが、乾太くんならそんな心配はありません。80度以上の温風で、臭いの原因となる「モラクセラ菌」などの菌を99%も抑制し、外干しや日光消毒で除去できない臭いも取り除きます。
また、強力なガスの力を用いて乾かすため、ふんわりとした手触りに仕上がります。
花粉・ダニに強い
春は花粉症に悩む人も多いと思いますが、乾太くんは天日干しをする必要がない上に、衣類に付着した花粉のアレル物質を除去するため、花粉症の緩和が期待できます。
また、湿度の高い季節を中心に、気密性の高い住宅で発生しやすいダニも、80度以上の温風で死滅させてくれます。
家計に優しい
雨天時や、急いで衣類を乾燥しなければならない時、お近くのコインランドリーに足を運ぶ方もいると思いますが、乾太くんがあれば費用面でも節約できます。
コインランドリーだと1回あたり300~500円の費用が必要ですが、乾太くんであれば1回あたりの乾燥のガス代が5kgあたり35円、8kgでも60円程度なので、経済的ですよね。
乾太くん導入のデメリット
乾太くんにはメリットが多い反面、少なからずデメリットもあります。
初期費用やメンテナンスが必要
乾太くんを購入すると、本体の費用加えて工事費用が発生します。本体は10~15万円ほど、工事費用の相場は3~5万円で、合わせて20万円程度は見ておいた方が良いでしょう。
ご家庭にガスの設備がない場合や、2階以上の高層階に設置する場合などは、工事費が高くなる傾向にあります。
また、乾太くんの背面には取り外し可能なフィルターが付いており、ほこりが溜まるため、定期的に掃除する必要があります。
素材によっては縮む
乾燥機で衣類が縮みやすくなり、乾太くんも同様です。洗濯物の表示を把握し縮みやすい素材の衣類は天日干しをするか、クリーニングに出すように心がけましょう。
また、乾太くんの規定容量を超えてたくさんの洗濯物を入れるとシワがつきます。アイロンがけが必要になれば、家事の時短化というメリットも消えてしまいます。
投入時の注意が必要
乾燥機能が付いたドラム式洗濯機と比較すれば、乾太くんがあるご家庭では洗濯が終了後、一度洗濯物を取り出して乾太くんに移す手間がかかります。この際、洗濯物を洗濯機内に残してしまうことがないように気を付けましょう。
また、洗濯時に絡み合った洗濯物を、そのままの状態で乾太くんに入れてしまうと温風が行き渡らず、十分に乾ききらないことがあります。洗濯物を一枚ずつ広げて投入するように心がけましょう。
乾太くん導入の条件
乾太くんの導入を考えの際、お住まいに設置できるか条件をクリアする必要があります。
ガスを使用している
ガス衣類乾燥機のため、最低条件として都市ガスかプロパンガスのいずれかが開通していることが必要となります。オール電化住宅のご家庭はガス工事が必要です。
設置スペースを確保する
本体を置くスペースが必要です。
大きさは、高さ65.4〜72.9cm×幅64〜74cm×奥行き50.6cm〜64.1cmですが、機種によって多少サイズが異なるため、リンナイのホームページやカタログでご確認ください。
当然のことながら、置きたい場所にガス栓やコンセントがあるかも確認しましょう。
穴が開く壁や窓がある
お住まいの新築をお考えの方は乾太くんの設置をおススメしますが、建物が完成した後に導入する場合でも、設置する部屋に穴を開けられる壁か、近くに窓があれば設置できます。
マンションにお住まいの方は、制約条件が多くなるためご注意ください。
リンナイによる乾太くんを置けるかどうかを確認できる設置診断サイトもあるので、ぜひ試してみてください。
参照:乾太くんの設置診断
https://rinnai.jp/lp/kanta_okeru/
さいごに
毎日の家事と、お財布にも強い味方となる、頼もしい乾太くん。
サーラグループでは乾太くんの最新モデルを中心にお住まいへの導入を紹介しております。
ガス機器をはじめとした住宅設備のことでお困りの方は、お気軽にサーラへご相談ください!
www.salaplaza365.jp(サーラプラザ365)
■監修_サーラエナジー/エネルギー事業、暮らし事業担当者
WRITER PROFILE
由本 裕貴
1983年3月20日、愛知県豊川市生まれ。
御津高校、愛知大学を経て、2005年に日刊スポーツ新聞社入社。プロ野球やサッカー日本代表を担当し、2014年に東愛知新聞社へ転職。2021年からフリーに転向し、翌年から東日新聞ライターとして東三河のニュースや話題を追っている他、スポーツマガジンやオカルト雑誌などでも執筆。豊川商工会議所発行「メセナ」の校正も請け負う。著書に「実は殺ってないんです 豊川市幼児殺害事件」「東三河と戦争 語り継ぐ歴史の痕跡」「訪れたい 東三河の駅」がある。
家族は妻と長男。趣味はスポーツ観戦、都市伝説の探求。