特技がない?面白い特技の見つけ方、身につけ方
素敵な特技があると人生がより豊かになりますよね。
しかし、「特技なんてない」と感じている人も多いのではないでしょうか。キャリアアップや転職を考える際、特技の欄を埋められずに困っていませんか。でも、特技は仕事に直結するスキルだけではありません。あなたの個性を輝かせるユニークな特技が、履歴書の中でも大きなアピールポイントになるかもしれません。
この記事では、仕事探しに役立つ特技の見つけ方や、それを身につけるためのコツをわかりやすくお伝えします。あなたの履歴書に、自信を持って書ける特技を加えて、キャリアの可能性を広げてみませんか?
日々の忙しさの中で新しい特技を見つけることは難しいと感じるかもしれませんが、特技はあなたを新たな一面で輝かせ、生活に彩りを与えてくれるものです。特技を身につけて日々をよりエンジョイしませんか?
目次
特技って必要?
特技は、単なるスキルや趣味の延長ではなく、人生に彩りを添えるさまざまな役割を果たします。自己発見や人間関係、さらには自己成長の大切な要素となります。一つひとつの価値について、詳しく見ていきましょう。
自己発見の手段
「自分を知る旅としての特技探し」
特技を見つけるということは、自分を見つけ直す旅に出るようなものです。過去に培った経験が形になっていることに気づいたり、新しい興味を発見したりすることができます。長年の経験に裏打ちされた特技は、自分だけのオリジナリティを強く表現しています。
例えば、家庭料理を日々続けていく中で生まれた「料理のアレンジ術」は、創意工夫を発揮する貴重な特技。これは単なる料理技術を超え、日々の生活に喜びと満足をもたらします。また、家庭菜園を始めることで、自然と向き合い、四季の変化を楽しむ新たな観点を得ることができます。こうした特技は時間をかけて磨き上げられ、あなたの個性をいっそう輝かせるのです。
コミュニケーションツール
「繋がりを深める特技の力」
特技は、コミュニケーションの潤滑油。あなたが好きなこと、得意なことを人と共有することで、周りとの絆を強くすることができます。とくに、同じ趣味や特技を持った人同士が集まると、新たなコミュニティが広がり、そこに豊かな交流が生まれます。
例えば、「手作りの喜びシェア」。パン作りが得意なら、家族や友人を招いてホームカフェを開くのも楽しいですね。こうばしい香りに包まれながら焼きたてパンを共有する時間は、心温まるコミュニケーションが生まれるひととき。さらに、そのプロセスをSNSやブログで共有することで、遠く離れた人ともつながることができます。
自己成長
「スキルを磨き、心身を豊かに」
特技の習得は、あなたに新たなスキルを掴み取る機会を提供し、自己成長を促進します。特技を通じて常に学び、挑戦し続けることで、人生のクオリティが向上します。
例えば、身体を動かす喜び。ヨガやダンスを特技とするならば、それは単に技術を習得するだけでなく、身体と心の調和を育むことになります。そんな活動を通じて健康を維持し、新しい仲間と知り合うことができ、さらには生活にリズムをもたらします。
このように、特技は生活に多彩な価値をもたらします。どんなに小さなことでも、楽しみながら続ることが大切。それが大きな特技へと成長させる第一歩です。あなたもこの機会に、自分の特技をもう一度見つめ直して、人生にさらに彩りを加えてみてはいかがでしょうか?
隠れた特技の見つけ方 。あなたの魅力を発見!
学生時代を振り返ってみよう
まずは、学生時代に打ち込んだことを思い出してみましょう。部活動や習い事で熱中したことはありませんか?例えば、野球部で頑張っていた、ピアノを10年以上続けている、英語のスピーチコンテストで優勝したなど、努力を重ねてきたことは立派な特技です。
仕事に活かせるスキルを見つける
次に、これまでの経験の中から、仕事に役立ちそうなスキルを探してみましょう。例えば、プログラミングができる、動画編集が得意、SNSの投稿が上手など、具体的なスキルをアピールできると好印象です。趣味の延長線上にある特技も、十分、仕事に活かせる可能性があるんです。
周りの人に聞いてみる
自分では気づいていない特技も、周りの人から見れば印象に残っているかもしれません。友人や家族に「私の得意なことって何だと思う?」と聞いてみましょう。意外な発見があるかもしれません。
ユニークさを意識する
いろいろな場面で、人々の印象に残るのは、他にはない個性的な特技だったりします。例えば、「ルービックキューブを1分で完成できる」「指笛が高く澄んだ音で吹ける」など、ちょっとしたパーティーテクニックも特技として活用できます。自分らしさを表現できる特技を見つけましょう。
努力のプロセスを大切にする
特技は、一朝一夕で身につくものではありません。どんな特技でも、努力を重ねて磨き上げてきたからこそ価値があるのです。就職試験の時などに特技について話す時は、そのスキルを身につけるまでの過程や、努力を続けられた理由も合わせて伝えましょう。その熱意が、面接官の心に響くはずです。
特技は、あなたの魅力を引き出すツールです。学生時代の経験、仕事に活かせるスキル、周囲の意見、個性など、さまざまな角度から特技を探してみてください。面接では、自信を持ってアピールしましょう。きっとあなたの魅力が、面接官の心に残るはずです。
おもしろい特技の例と身につけ方
特技は趣味の延長線上にあるものだと思っている人も多いかもしれません。でも実は、ちょっと変わったおもしろい特技を身につけることで、人間関係が広がったり、新しい自分を発見できたりするのです。ここで言うおもしろいとは、ユニークという意味に限らず、興味深い、いわゆるinteresting(インタレスティング)を指しています。
似顔絵
パーティーやイベントで大活躍間違いなしの特技が「似顔絵」です。ちょっとしたコツを覚えるだけで、友人や家族の似顔絵が描けるようになります。絵心がなくても大丈夫。基本的な顔のパーツの位置関係や描き方を学べば、あとは練習あるのみ。SNSに投稿すれば反響も楽しみですね。
ー身につけ方ー
・似顔絵の書籍を読んだり、動画を見たりして基本を学ぶ
・身近な人の写真を見ながら、たくさん描く練習をする
・似顔絵イベントやワークショップに参加してみる
手品
子どもから大人まで楽しめる特技といえば「手品」。シンプルなカードマジックから、ちょっと凝ったコインマジックまで、種類も豊富です。手先が器用な人なら比較的習得しやすいですが、トークやパフォーマンスも重要。演出の仕方を工夫すれば、人を驚かせて笑顔にできること間違いなしです。ボランティアなどに参加してステージに立てば、きっとやりがいを感じることができるでしょう。
ー身につけ方ー
・本やネットで手品の種類や技法を研究する
・ネットで道具も手に入りやすい。興味のあるものを揃え、ひたすら鏡の前で練習しよう
・マジックバーやサークルに通って、プロから直接指導してもらう
ワイン
大人らしい素敵な特技といえば「ワインの知識」。品種や産地、テイスティングの方法など、ワインの基礎知識を身につけておくと、パーティーや会食の席で話が弾みます。奥深い世界なので、学べば学ぶほどおもしろくなるのがワインの魅力。資格を取得すれば、信頼度もアップします。
ー身につけ方ー
・ワイン関連の書籍を読んで、基礎知識を蓄える
・ワインショップの試飲会に通って、味の違いを学ぶ
ソムリエ資格の取得を目指して、体系的に学習する
外国語が話せる
グローバル化が進む現代社会で役立つのが「外国語」の特技です。英語はもちろん、第二外国語を身につけておくと、旅行先で現地の人とコミュニケーションが取れたり、仕事で役立てたりできます。学び方も、デュオリンゴなどのアプリや、さまざまな人達が配信している動画など、自分に合った方法を選べば、続けやすいですよ。
ー身につけ方ー
・外国語学習アプリを利用して、毎日コツコツ学ぶ
・言語交換サイトで外国人とチャットをする
・外国語の読み物や映画、ドラマなどに親しむ
特技の伝え方のコツ
履歴書や面接で特技を聞かれるのは、応募者の人柄や仕事の適性を知るためです。それを踏まえた伝え方が大切ですね。
具体的に伝える
単に「料理が得意です」というよりも、「学生時代から料理サークルに所属し、月1回のペースで料理会を開催してきました。みんなが喜ぶ新メニューを考案するのが楽しみで、レパートリーは50以上あります」など、具体的なエピソードと共に特技を伝えると説得力が増しますね。
仕事に活かせる点をアピール
特技が仕事にどう活かせるかを意識して伝えるとよいでしょう。 例えば「ヨガが得意で、毎朝1時間ヨガをしています。心身のバランスを整えることで、仕事へのモチベーションを維持し、ストレス対策にもなっています」など、特技と仕事をリンクさせて魅力的に伝えます。
継続期間の長さをアピール
特技を続けてきた期間の長さも、ポイントになります。 「ピアノは5歳から20年以上続けており、コンクールで入賞経験もあります」など、長く続けてきた特技は、粘り強さや忍耐力の高さをアピールできます。
伝えない方が良い特技
一方で、面接で伝えるには不適切な特技もあります。それはギャンブル性の高いもの、違法性のあるもの、極端に政治的・宗教的なもの、そして嘘の特技です。常識的に考えれば当然ですが、マイナスの評価につながるものや、信用を失うことを伝えるべきではありません。
まとめ
新たな特技を見つけるなら、カルチャー教室をのぞいてみるのもおすすめ。
くらしときめきアカデミーは、趣味性の高い講座から資格取得ができる講座まで幅広いラインナップを取り揃えています。体験講座もありますので、初心者の方も安心です。特技を通して自分を表現してみませんか。
くらしときめきアカデミーはこちらから https://www.sala-academy.jp
■監修_サーラエナジー/アカデミー担当者
WRITER PROFILE
書こ音(かこね)ライティング 森美香
元地方新聞社報道記者。
企業事務、医療事務、 英会話インストラクター など、さまざまな職種を経験。 記者を経て、現在は、自分史・社史関連、 行政、 観光協会、 企業、 雑誌などでフリーライターとして活動中。
一般社団法人自分史活用推進委員会認定・自分史活用アド バイザー。