浴室リフォームの事例と費用相場をご紹介します!

浴室リフォームの事例と費用相場をご紹介します!

師走に入り、体の芯まで温まるお風呂が欠かせない季節ですが、毎日の入浴タイムに不便を感じてはいませんか?

お風呂を新しくしたい、便利にしたい、快適にしたいと思っていても、浴室のリフォームは高額な費用がかかるイメージもあり、なかなか決断できない方もいらっしゃると思います。

今回は浴室のリフォームにかかる費用相場や、費用を抑えるためのポイント、サーラの施工実績から事例ごとの費用などを紹介します。

浴室リフォームの費用相場

お風呂に入る家族

浴室リフォームの費用相場を見ていく前に、まずは浴室の種類を紹介します。

大きく分けると在来工法、ユニットバス、ハーフユニットバスの3パターンがあります。

◆在来工法

昔ながらの浴室の工法で、一般的な部屋に防水加工を施し、その上にコンクリートやタイルでお風呂場を作っています。防水加工をしている点以外は他の部屋と変わらないため、築20年も過ぎればタイルがひび割れし、水漏れやシロアリなどのトラブルが発生しやすい欠点があります。

ユニットバス

浴槽や壁、天井、床などのパーツを施工現場で組み立てるバスルームです。全体が継ぎ目のない構造になっているため、水漏れのリスクが比較的少ないです。パーツを組み立てるだけなので短工期で済むため、最近の浴室リフォームで主流になっています。

◆ハーフユニットバス

在来工法とユニットバスを組み合わせたものです。浴室内に屋根の傾斜や出っ張った柱があるなどの理由で、規格サイズのユニットバスが入らない場合、間取りを変えることなくリフォームできるというメリットがあります。

一般的な浴室リフォームの費用相場

近年人気のあるユニットバスの交換や、タイル張りの在来工法の浴室リフォームなどの費用相場と工期の目安は以下の通りです。

工事内容費用相場工期
ユニットバスからユニットバスの全体交換50~150万円4日前後
在来浴室からユニットバス65~150万円1週間前後
在来浴室から在来浴室50~200万円2週間~1カ月
浴室の拡張・移動・増築75~250万円2週間~1カ月

小規模な浴室リフォームの費用相場

浴室リフォームでも、ドアや浴槽の交換や壁材などの張り替えといった小規模な工事であれば、50万円以下の費用で工事することもできます。

工事内容費用相場工期
手すり設置3~5万円1時間
ドア交換5~16万円1日
内装(壁・天井・床)10~30万円1~2日
浴槽の交換10~55万円1日
給湯器の交換10~40万円2時間~1日

浴室リフォームの浴槽の素材

採用する浴槽の素材やグレードによっても費用が変わってきます。

同じユニットバス製品でも、浴槽素材をFRPや人工大理石などから選べることも多く、素材によっては差があるため、コストを抑えたい時に参考にしてください。

浴槽素材本体価格
FRP70~170万円
人工大理石・ポリエステル系70~200万円
人工大理石・アクリル系100~300万円
ホーロー100~200万円
ステンレス60~120万円

浴室リフォームのオプション

オプション機能を追加することでも費用が変動します。予算や使い勝手なども考えながら、必要かどうかを検討しましょう。

追加機能価格
手すり・握りバー4000~3万円(1本あたり)
テレビ20~40万円
浴室暖房乾燥機10~40万円
ジェットバス15~30万円
追い炊き機能1万5000~4万円(給湯器交換が必要な場合はプラス20万円)

これらオプションのうち、ほとんどは後付けしても価格差が出ませんが、ジェットバスについては後付けすると大掛かりな工事で高額となってしまうため、ユニットバス全体をリフォームする際に一緒に施工して取り付けるのが一般的です。

また、追い焚き機能も人工大理石やホーローの浴槽では後付けが難しく、できたとしても35〜85万円の費用がかかるため、ユニットバスをリフォームするタイミングで行うことが望ましいです。

サーラのリフォーム住まいるパック~浴室リフォーム~

住まいるパック画像

サーラでは水回りのリフォームをお得なセット価格で提供する「住まいるパック」が好評です。

バスルームは1坪タイプで紹介しており、節水シャワーや浴室暖房乾燥機、冬場でもお湯が冷めにくい省エネ浴槽などにも対応しています。

工期は最短で3日でリフォームできます。

「住まいるパック」のカタログはこちら↓

https://reform.sala.jp/book/index.html#page=1

浴室リフォームをする際のポイント

ポイント

浴室リフォームを行う際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

リフォームの目的を明確にする

浴室リフォームを行う際、目的がはっきりしていると、どの部分に重点を置くべきかが明確になります。リフォームの目的に応じて、選ぶべき素材やデザイン、設備が変わってきます。

小さなお子さんや高齢者がいる場合、安全性を高めるためにバリアフリー設計や手すり、滑りにくい床材を選ぶことが大切です。家族が増える場合には、収納スペースの拡張や効率的な動線を確保することも必要です。

予算の設定をする

予算をしっかり決めておくことで、計画がスムーズに進み、予算オーバーや必要な設備が揃わないといったトラブルを防ぐことができます。

まず、どこに重点を置くかを決めましょう。例えば、「快適なバスタブが必要」や「断熱性を高めたい」など、絶対に必要な部分と、削っても良い部分をリストアップします。優先順位を明確にしておくことで、予算内で効率的に進められます。

機能性と快適性の向上

浴室を見学している親子

浴室は毎日使う空間なので、機能性と快適性をしっかり考慮してリフォームすることで、長期的に快適で使いやすいバスルームを実現できます。

そのためには、ショールームを活用することをおすすめします。実物にふれることで、カタログだけでは分からなかったことを知ることができます。実際に浴槽に入ってみることで深さはどうか、またいで入りやすいか等が実感できます。

専門業者の選定とアフターフォロー

業者選びや工事後のサポートがしっかりしていると、安心してリフォームを進められ、長期的な満足度が高まります。

また、工事後のトラブルを避けるため、契約内容をしっかり確認しましょう。特に保証期間や対応範囲については詳細を確認することが大切です。

浴室リフォームの費用を抑えるポイント

ポイント

最も人気のあるユニットバス交換でも、100万円を超えるケースも珍しくない浴室リフォーム。予算内で施工したいという方のために、できるだけ費用を抑えるコツを紹介します。

オプションを厳選する

オプションは本当に必要なものだけを厳選して追加しましょう。特にテレビやミストサウナなど、付けても結局使わないというケースはよくある失敗例です。

カウンターや収納スペースも掃除が大変で、必要なかったという話もあります。

メーカーにこだわらない

リフォーム業者は浴室などの住宅設備をTOTOやLIXILなど住宅設備メーカーから仕入れますが、仕入れの割引率は業者によって違います。

例えば、普段からLIXILを取り扱う業者にTOTOの商品を入れてもらうように依頼すると費用が割高になります。メーカーにこだわらなければ、その業者が得意とするメーカーの中で希望に沿う商品を提案してくれるため最安値でリフォームできます。

水回りが得意な地元業者に依頼する

お風呂を工事している男性

地元のリフォーム業者は、専任の営業マンやデザイナーを置かず、広告宣伝費もかけない事が多く、その分、安価で工事を引き受けてくれます。

全国的な知名度はなくとも、しっかりとした技術で地域の信頼を得ている業者に頼みましょう。

相見積もりをする

複数のリフォーム業者に同じ条件で見積もり依頼をすることで、かかる費用を一括で比較でき、希望するリフォームの適切な価格が分かるため、高額な費用での契約を防ぐことができます。

最低でも2〜3社に見積もりを依頼するようにしましょう。

浴室リフォームは補助金を活用する

浴室リフォームでは、断熱や介護対策の要素を取り入れたリフォームであれば補助金を活用しやすいです。手すりの設置などバリアフリー化する場合は介護保険の対象になることがあり、窓などの断熱化・高断熱浴槽の導入といった省エネを実施する際には、お住まいの自治体の補助金対象になる可能性が高いです。

ほかにも「子育てエコホーム支援事業」や国が行う「長期優良住宅化リフォーム推進事業」といった制度も対象になる可能性があるので、公式サイトなどでチェックしてみてください。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr4_000087.html

https://kosodate-ecohome.mlit.go.jp

浴室リフォームを費用別にご紹介

これまでのサーラの施工事例を費用なども踏まえてご紹介します。

【~150万円】の浴室リフォーム

明るく快適な浴室へ(豊橋市)

浴室の施工事例
施工情報

ステンレス製の銀色の浴槽から真っ白な浴槽になり、明るく温かみを感じるようになりました。最初は懸念していた浴暖ですが、自身の身体を大切にするために設置を決め、結果正解でした。また、掃除もとても楽になって嬉しいです。

ずっとあたたかいバスタイム(豊川市)

浴室の施工事例
施工情報

断熱効果のあるシステムバスに加え、浴室暖房を設置することで、すっと温かいバスルームに。床は滑りにくく、手すりも付けて安心空間になりました。

【151~200万円】の浴室リフォーム

この先ずっと温かく安心できるバスルームに(豊橋市)

浴室の施工事例
施工情報

人工大理石の浴槽でお掃除がラクラクに。滑りにくい床や、手すりを3カ所に設置することで、この先ずっと安心できるバスルームになりました。

健康的なおうち生活を手に入れる(豊橋市)

浴室の施工事例
施工情報

入浴剤を入れて、楽湯(TOTOの機能)をしていると、入浴剤の香りが浴室全体にふわっと広がり心地よい空間になりました。また、悩んでいたサッシを取替したので、以前に比べて寒さを感じにくくなりました。楽湯、断熱サッシ、タッチ水栓は特にお気に入りです。

【201万円~】の浴室リフォーム

高級感のある快適な浴室へ(豊川市)

浴室の施工事例
施工情報

肩湯を使用しながら入浴している時に喜びを感じます。マッサージ機能もついており、とてもリラックスできます。浴室内の選んだ色合いも良く、とても満足しています。

浴室リフォームの費用に関するQ&A

電卓と家

浴室リフォームの費用に関するよくある質問をまとめました。

Q1、浴室リフォームの際、何が費用に含まれますか?

リフォーム費用には、材料費、工事費、設計料、解体費、廃材処理費などが含まれます。具体的な内容は業者によって異なるため、見積もりで詳細を確認しましょう。

Q2、追加費用が発生することはありますか?

建物によっては、解体作業中に隠れた欠陥が見つかることがあります。そのため、最初に提示された費用が増えることがあります。具体的には、床や壁を剥がした際に柱や土台が腐っている場合、これを取り替えたり補強したりする必要があります。

また、リフォームの範囲を広げたり、設備機器のグレードを上げたりする変更も、工事中に追加費用がかかることがあります。

さいごに…

リフォーム中はお風呂を利用することができないため、工期が長引く場合は施工業者に仮設シャワーを手配してもらう必要があります。リース代金が数万円必要になりますので、その費用も予算に盛り込んでおきましょう。

また、インターネット通販で商品を選ぶこともあると思いますが、なるべくショールームに行って実物を見て最終決定をしましょう。サイズや素材感は、実際に見てみるとイメージと違う場合もあります。浴室は頻繁にリフォームできるものではないので、慎重に選びましょう。

お近くのサーラプラザのショールームでも展示していますので、お気軽にお立ち寄りください。

■監修_リビングサーラ/施工管理担当者_資格:1級建築施工管理技士・2級建築士

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WRITER PROFILE

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由本 裕貴

1983年3月20日、愛知県豊川市生まれ。
御津高校、愛知大学を経て、2005年に日刊スポーツ新聞社入社。プロ野球やサッカー日本代表を担当し、2014年に東愛知新聞社へ転職。2021年からフリーに転向し、翌年から東日新聞ライターとして東三河のニュースや話題を追っている他、スポーツマガジンやオカルト雑誌などでも執筆。豊川商工会議所発行「メセナ」の校正も請け負う。著書に「実は殺ってないんです 豊川市幼児殺害事件」「東三河と戦争 語り継ぐ歴史の痕跡」「訪れたい 東三河の駅」がある。
家族は妻と長男。趣味はスポーツ観戦、都市伝説の探求。

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