家を建てる費用はどのくらい?費用と安くおさえるためのポイントを紹介!
夢のマイホームを建てたい!しかし、家を建てる上で最も気になるのが、住宅にかかる費用(お金)。建築会社や家づくりの要望や内容によっても費用は大きく変わります。
いったいどれくらいかかるの?必要な費用は?!など、家を建てる際にかかる費用や安くおさえるためのポイントについてご紹介します。
目次
家を建てる際の平均費用はいくらぐらい?
自分たちの理想のマイホームを建てたい!開放感ある広々としたリビングのある家に住みたい!と理想の家づくりをしたい方が気になるのが全体の費用感。家づくりにはさまざまなお金がかかり、税金や手数料、契約にかかる印紙代など手続きなどにかかる費用も多いのです。理想の家を完成させるためにも費用について、事前に把握しておきましょう!
まず初めに、家を建てる際の総額費用の相場についてご紹介します。
エリアや住宅面積によっても差がありますが、家を建てる際の総額費用の相場は3,000万円~4,000万円程度。土地込みの場合は4,000万円~5,000万円ほどかかるのが一般的と言われています。※住宅面積30坪~40坪を想定
要望や土地・建物の大きさによっては金額が大幅に変更されることがありますので、注意が必要です。
また、購入資金のうち、自己資金からの出費は全国平均で972万円とされています。住宅には、注文住宅や建売住宅があり、特にオーダーメイドの注文住宅は費用が多くかかることがよくあります。
家を建てる際にかかる費用の内訳とは
家を建てる際には、以下の費用がかかってきます。
土地の購入時にかかる費用
家づくりをスタートする際に、土地から探す方はこの土地の購入費用がかかります。土地を購入する際は、土地そのものの代金以外に諸費用や不動産取得税などの税金がかかり、諸費用や税金としては一般的に土地代金の5〜10%程度かかると言われています。
例:2,000万円の土地を購入する際は、税金や手数料の合計は100万円程度となります。土地の購入費用としては家を建てる総額の3〜4割程度を占める割合が一般的です。
家を建てる際にかかる本体工事費用
本体工事費用とは、建物本体にかかる費用のことを言い、基礎工事、家全体の構造、内装、外装、屋根、設備などのことです。
本体工事費としては家を建てる費用の7割(※土地を除く)ほどが一般的ですが、どのような家を建てるかの計画によって価格は大きく変動します。
家を建てる際にかかる付帯工事費用
付帯工事費用とは、解体費用や外構工事など、建物以外にかかる費用のことを言います。フェンス、門扉、アプローチ、庭などの外構工事や、屋外給排水工事、建替えの際などに必要な解体工事費、その他地盤改良費などがここに含まれます。
付帯工事費用としては、家づくり全体の2〜3割(※土地を除く)くらいかかる場合が多いようです。
家を建てる際にかかるその他諸費用
その他諸費用とは、ローン手数料や税金など工事以外にかかる費用のことを言います。住宅ローン手数料、登記費用(手数料含む)、火災保険、不動産取得税や固定資産税、地盤調査費や建築確認申請費など、さまざまな費用(手数料)があります。
基本的には現金払い(支払対応も建築会社等で異なる)が多いので、先に準備しておくと安心です。その他諸費用は、総費用の1割程度(※土地を除く)となります。
【実例】サーラグループが提供する新築戸建ての費用内訳
これらを踏まえ、例えばサーラグループが提供する新築戸建てで、総額費用3,000万円の商品を選択した場合、費用の内訳はこのような内訳費用となります。
本体工事2,200万円
付帯工事600万円
その他諸費用200万円
(※あくまで一例であり、計画時の物価や計画内容によっては内容が大きく変わることがあります)
家を建てる際にかかる付帯工事費用・その他諸費用って何?
費用の内訳の中にもあった「付帯工事費用」と「その他諸費用」について、より詳しくご紹介します。
付帯工事費用に該当するもの
・解体工事費 … 土地に建っている住宅などを解体する費用
・地盤改良工事費 … 地盤が軟弱な場合に補強する工事
・造成工事費 … 家を建てるための土地を整えること・高低差をなくす、擁壁の工事など
・引込工事費 … 水道管やガス管を敷地内に引き込む工事費・本管から敷地までの距離によって費用が変わる
・配管工事費 … 水道管やガス管を建物内に配管して使える状態にする工事費
・空調工事費 … エアコンや排気口などを設置する費用
・外構工事費 … 門やフェンスなどの工事費・カーポートや庭の植樹などの工事も含まれることがある
住宅会社によっては、工事内容を「本体工事」としていたり「付帯工事」として扱っていたりと明確なルールがありません。計画によっては金額に大きな差が出るので注意が必要です。
その他諸費用に該当するもの
・印紙代 … 不動産売買契約書を申請する際に納めなければならない税金
・登記費用 … 土地や建物の登記手続きを代行する司法書士へ支払う報酬
・設計料 … 間取りや仕様を設計する際にかかる費用。設計事務所へ依頼する際は工事費の1割程度。ハウスメーカーや工務店では無料〜数十万円かかることも
・各種申請費用 … 着工前に発行してもらう確認済証などの申請・手続きに必要な費用
・火災保険料/地震保険料 … 火災や地震などによる建物への被害を補償するための保険
・家具家電代 … ソファやテーブルなどの家具や家電製品の新規購入時にかかる費用
・仮住まい費用 … 建て替えの場合、工事期間中に住む為の賃貸住居費用
・引越し費用 … 既存住宅から仮住まい、仮住まいから新築へ引っ越しするための費用
・地鎮祭費用 … 住宅の建築工事を実施する前に神主と行う儀式に必要になる費用
家を建てる際の費用をおさえるポイント
家を建てる費用が予算よりも高いときに、費用をおさえるポイントを3つご紹介します。
希望条件に優先順位をつける
まずは予算を明確にし、何にどれだけ費用をかけるのか計画を立てましょう。立地や設備、間取りなど、こだわる部分とそうでない部分を分けて優先順位を付けるといいでしょう。
シンプルな設計・間取りにする
複雑な建築やデザインは、建設およびデザインのコストが高くつくことがあります。シンプルで実用的なデザインを選ぶことで、費用をおさえることができます。
複数の建築会社を比較する
複数の建築会社に相談をし、見積りを比較することで、より良い条件で家を建てられる可能性が高まります。ただし、価格を比較して安さだけで選ぶのは良くありません。長く住む家であるため、品質やアフターサービスも考慮に入れて建築会社を選びましょう。
サーラ住宅が実際に建てた家を建築費用別にご紹介!
サーラ住宅の建築実例をもとに、どのような家が建てられるのか費用別にご紹介します。
建築費用2,500万円の家
『無垢とインダストリアルな家』
LDKを一体的にデザインし、家族がつながる憩いの空間に。
一日をほとんど過ごすLDKを中心にこだわった家です。
詳しい詳細は、こちら↓
建築実例「無垢とインタストリアルデザインの家」|外断熱工法で建てる注文住宅|サーラ住宅 (sala-house.co.jp)
建築費用3,000万円の家
『天然木からぬくもりが伝わる家』
希望条件を叶える土地と巡り合い、家づくりをスタートしたお客さま。ご夫婦が何より求めたのは、明るく広々とした住まいでした。
”本物の木の質感”にこだわった家です。
詳しい詳細は、こちら↓
建築実例「天然木からぬくもりが伝わる家」|外断熱工法で建てる注文住宅|サーラ住宅 (sala-house.co.jp)
建築費用3,500万円の家
『こだわりを叶えた中庭のある住まい』
「どこからでも庭を眺められ、外に出られるような、家の中と外とのつながりを楽しめる家にしたかった」というお客さま。
30か所を超える窓は、風の通り道や部屋の中から眺めたときに切り替えられる景色まで、入念にデザインされています。
詳しい詳細は、こちら↓
建築実例「こだわりを叶えた中庭のある住まい」|外断熱工法で建てる注文住宅|サーラ住宅 (sala-house.co.jp)
まとめ
家を建てる費用は土地や建物以外にもさまざまなところで費用がかかり、また住宅会社や建築会社によっても表記の仕方はバラバラで全てを比較するのは難しいでしょう。
そんな時には、例えば信頼できる担当者に「この費用はどこに入っているの?」と質問することや、資金計画を作ってもらう際は、地盤補強の費用などもあらかじめまとめて入れておいてもらうことで予算オーバーになることを防ぐことが出来ます。
夢のマイホームが叶うように、ある程度予算を配分できるよう、余裕を持った家づくり計画をしましょう!
■監修_サーラ住宅/担当者
WRITER PROFILE
岩下加奈
愛知県豊橋市在住。地元出版社に勤め、東三河エリアを中心とした住宅情報誌の編集長などを勤める。名古屋や東京などの雑誌・WEBのライティングや編集を行い、年間1000件以上の取材をこなす。豊橋市市役所広報アドバイザー、東三河の魅力を発信する講師活動、審査員なども務める。ワンライフコミュニケーション株式会社ゼネラルマネージャーとして、企業様・個人向けの外部広報を担当。