【予算別】卒業旅行で人気の行き先!あなたは海外派or国内派?
卒業までの準備を終えて一安心している高校生・大学生のなかには、卒業旅行を企画している方も多いのではないでしょうか。
自分たちで旅行の計画を立てるのが初めての場合、予算や行き先、時期などを決めるのにいちいち頭を悩ませてしまいますよね。
そこで今回は、先輩たちの経験から分かった平均予算や人気の行き先を解説。また、予算に応じたおすすめの旅行先などもご紹介します。
目次
みんなはどうしてる?予算や宿泊日数の平均
実際に卒業旅行へ行った方たちの予算や旅行先、旅のプランなども気になるところですね。
そこで、旅行・レジャー予約プラットフォーム「Klook(クルック)」が2022年3月に卒業する学生109名を対象に行った「コロナ禍での卒業旅行に関する実態調査」を見てみましょう。
卒業旅行の予算の平均は?
卒業旅行の予算に関するアンケートの回答は「3万円以上5万円未満」が36.8%と最多。次に多かったのが「5万円以上7万円未満」の22.1%という結果でした。
このことから、卒業旅行の予算は3万円以上5万円未満に設定し、高くても7万円未満にしている人が全体の6割弱を占めるということが分かりました。
卒業旅行の行き先は?
卒業旅行の行き先に関するアンケートに回答は以下のような結果になりました。
・北陸・東海:19.1%
・大阪:19.1%
・九州:17.6%
・関東甲信(東京以外):16.2%
・東京:14.7%
・近畿(大阪・京都以外):11.8%
・北海道:8.8%
・京都:8.8%
・中国・四国:8.8%
・東北:7.4%
・沖縄:7.4%
・海外:2.9%
・決まっていない、分からない:17.7%
ただし、調査が行われた2022年当時は新型コロナウイルスが5類になる前で、国内旅行が主流だったことを考慮すると、今後は海外旅行の割合は増加していくと考えられます。
一方で、近年の円安傾向なども判断材料に加えたいものですね。
失敗しない卒業旅行の計画の立て方
卒業旅行に行くと決まれば、しっかりとリサーチをして早めに計画を立てることが大切です。予算や時期、行き先などを順番に決めていきましょう。
まずは予算を決めよう
旅行にかかる費用の主な内訳は、宿泊費、交通費(現地までの費用と現地での移動費)、観光費、飲食費、お土産代などがあります。
特に交通費は大きな割合を占めるため、予算によって行き先が変わってきます。
海外旅行の場合
手ごろな予算で行ける海外旅行といえば、やはりアジア圏。5~10万円前後で行ける人気の旅行先としては
・韓国
・台湾
・グアム
・バリ島
・タイ
などが挙げられます。
もう少し足をのばしてハワイやオーストラリアに行く場合は、時期や宿泊先のグレードにもよりますが約20万程度かかることを覚えておきましょう。
また、海外旅行の場合は物価の違いや現地での移動手段、またはチップ代などもあるため、国内旅行よりも旅費以外の予算を少し多めに考えておくことをおすすめします。
国内旅行の場合
国内旅行で人気の旅行先と言えば、やはり沖縄と北海道。まるで海外にいるようなリゾート気分を味わいつつも国内ならではの安心感もあるため、初めての学生旅にぴったりです。
飛行機を利用するため、費用は5~10万ほどかかることを覚えておきましょう。
5万円以下の予算の場合は、東京ディズニーリゾートやUSJなどのテーマパークが人気です。どちらも近場にオフィシャルホテルがあるため、ホテルに宿泊した人は開園前に入場して人気のアトラクションを楽しめるなどのお得なプランも利用したいですね。
卒業旅行に最適な時期は?
大学生の場合、夏休みが終わって後期授業が始まると卒論などの準備で忙しくなってきます。そのため、やはり人気のシーズンは大学卒業から4月に入社するまでの3月。費用を抑えるためにも学割がきくうちに旅行を楽しみたいところですね。
3月に旅行に行くためには、2ヵ月前の1月頃から予約などをはじめておきたいところ。特にインバウンド傾向にあるここ近年、国内の旅行券や人気ホテルの予約は激戦となっています。早めに決めれば選べるプランも増えるほか、早割などのお得なプランもあるため、旅行の計画は早くに始めることをおすすめします。
万が一のために、保険加入も忘れずに
非日常を味わうことが旅の醍醐味ですが、一方で慣れない土地ならではのトラブルに巻き込まれてしまうことも。
楽しい旅の思い出が台無しになってしまわないよう、万が一のことを考えて保険に加入しておくことをおすすめします。
海外旅行の場合は、現地で病院にかかると医療費がかなり高額になってしまうため「治療費」の補償は必須。
また、誤って他人に怪我をさせてしまったり物を破損したときに発生する「賠償責任」や、自分の持ち物が盗まれる、壊れるなどの被害にあったときに「携行品損害」などの補償がついている保険に入るようにしましょう。
国内旅行の場合は保険に入るべきかどうか悩みどころですが、カメラなどの高価なものを持ち歩くのであれば携行品損害補償があると安心ですね。また、飛行機に乗る場合は遅延・欠航・乗り遅れなどを補償してくれる保険に入っておくという手もあります。
学生最後の卒業旅行を満喫しよう
今回は、予算によっておすすめの卒業旅行の行き先を中心にご紹介しました。
それぞれの進学先や就職先に進むと、お互いの予定を合わせるのが難しくなってしまうものです。社会人として新たなスタートをきる前に、学生時代の友人と思い出づくりを楽しみましょう。
■監修_サーラフィナンシャルサービス/担当者_資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士
WRITER PROFILE
mamhive ウシマルトモミ
ロンドン留学後、昼間は南青山のHP制作会社に勤務する傍ら、夜はヘアメイク専門学校に通学。
卒業後は東京のヘアメイク事務所に所属し、CMやテレビ、雑誌、映画など様々な現場を経験。
2014年独立後は、ヘアメイクとライターの二足の草鞋を履き、女性ライターチーム「mamhive(マムハイブ)」にて主に女性向け記事を担当。
現在は2男1女の子育てに奮闘しながら、幅広い分野のライティングを手掛ける。
双子座のA型
座右の銘は「人生夢を叶えるには短いが、夢を諦めるには長すぎる」